一部の事業者の間で新原料として注目されているH4CBD。

そこで今回は、H4CBDとは一体どんな原料なのかを解説していこうと思います。

H4-CBDとは?

まず初めに、H4CBDはCBDを水素化することによって生成されたカンナビノイドです。(発見自体は1940年にTodd グループによってされています。)

水素化したカンナビノイド。。。ここでピンとくる方も多いことでしょう。
そうです、2022年の上半期に日本を席巻したあの成分【HHC】と同じ水素化という製法を用いて作られたカンナビノイドがH4CBDです。※THCとHHCは共に日本国内で違法です。

●HHC=THCを水素化して作られたカンナビノイド
●H4CBD=CBDを水素化して作られたカンナビノイド
と覚えると非常にわかりやすいかと思います。

CBDとH4-CBDの違いは?

H4CBDは通常のCBDに比べ、約100倍のCB1受容体への結合親和性を示したことで注目されています。
この結果からH4CBD には精神活性作用があると期待されていますが、実際にどれほどの精神作用があるのか?はまだまだ研究結果が少ないため不明です。

H4-CBDの体感や効果は?

H4CBDには抗炎症作用がある。と言われています。

2006年に行われたマウスを使った動物実験では、U87細胞をH4CBDを処方し観察したところ48時間で腫瘍重量が減少することが確認された。という研究結果が出ています。

これ以外の研究結果はほとんど報告されていませんが、海外の消費者レビューサイトではCBGに似た鎮痛効果や抗炎症作用」「CBNより少し強いリラックス感があるというレビューが多数見受けられます。

また、H4CBDにも9R H4CBDと、9S H4CBDという2種類が存在します。
カンナビノイド受容体に結合する(精神作用が高い)のは9R H4CBDなので、精神作用が強いH4CBDをお探しの方は9R H4CBDの数値が高いものを購入するのがおすすめです。


まとめ強い陶酔性などの体感を求めている方には、H4CBD単体での体感は少し弱いように思います。
しかし、CBGとCBNの良いところを兼ね備えているのがH4CBDと言われているため、他のカンナビノイドやCRD原料とうまく調合することでアントラージュ効果を引き出し、鎮痛効果の高いVape製品や抗炎症効果の高いバームなどの製品化には最適なカンナビノイドとなるかもしれません。

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